中医学の診療は四診と言われる望診、問診、聞診、切診(脈診と腹診)から成り立っています。


患者さんを良く観察することです。舌を見るのが主ですが、それには留ままらず、顔色、肌の色艶、爪の形や色、目の様子等から、歩き方、仕種、喋り方等、気が付く限り見ます。

 


患者さんに尋ねるだけでなく、自ら話していただけるようにします。患者さん本人は、中医師に言わなくてもいいと思っている事が、案外と症状と関係している事があるからです。特に女性の場合、生理痛、胸の張り、生理期間の吹き出物や下痢、便秘等、当たり前と思っていらっしゃる方が多いのですが、私達中医師にとっては症状の原因をつきとめるのに重要な事柄の一つなのです。

 


患者さんと話しながら、声の調子、吐く息の臭い、呼吸の音、体臭等を観察します。

 


脈がどの様にうっているか、指先で感じとります。速度、軟らかいか硬いか、すぐ指先に触れるのか触れないのか等を調べます。肌の弾力、腹部の弾力等触れる事で症状との関係を探ります。

 

以上の様にして出てきたデータから、症状の原因をつきとめ、治療方針を決めていきます。

治療方法は、推掌(中医学のマッサージの仕方)、針灸、中薬を組合わせて行います。通常、診察後に患者さんの意向を伺い、決めていきます。またこれに合わせ、生活の中で留意する事、治療を促す運動等、患者さんと協同作業のもと、症状改善を行なっていきます。

  • 2008-10-18 (土) 10:08

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